価値観をリストアップする
「気温が高くなった」と思って外に出ると、意外に寒かったです。
少し薄着で外に出て、公園のベンチで佇んでいると、風もあり長くはいられませんでした。
それでも、全員で6人くらいの野球チームが、コーチの指示に従って、練習に励む姿をしばらく見ていました。
小学校の時にしていたソフトボールのことを思い出しました。
間が空いてしまいましたが、今日もケリー・マクゴニガル氏の著書
を進めて行きます。
ストレスを見直すエクササイズ、やってみましたか?
日頃、煩雑なことに追われていると、心の奥に置いていた大切なことをいざ思い出そうとすると、忘れてしまっている人も多いかもしれません。
なかなか書き出せないという人は、
カフェで、一人きりのウォーキングやジョギングで、機会あるごとに、考えてみるといいかもしれません。
もくじ
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ストレスを見直す
前回のブログでは、この見出しの通りのエクササイズを紹介しました。
この「ストレスを見直すエクササイズ」を発展させた研究をケリー氏が紹介しています。
1990年代に行われたスタンフォード大学の学生たちに行なった研究
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目的 日常のストレスに意味を見出す
- 3週間の冬休みに日記をつける
⬇︎指示
- グループ1 自分にとっていちばん重要な価値観は何かを明確にし、その価値観に結びつくようなどんな行動を行なったかを日記に書く
- グループ2 その日にあった良いできごとを日記に書く
⬇︎結果
グループ1の学生は
- グループ2や研究に参加しなかった学生に比べ健康状態がよかった
- 精神状態も良かった
- 元気に大学に戻ってきて、以前よりもストレスにうまく対処できる自信を持っていた
- 冬休み中にストレスを最も多く感じていた学生ほど、自分の価値観についての日記に書く効果が最も顕著に現れた
⬇︎さらに、ストレスにうまく対処でき、健康状態がよかった理由を分析
結論として
- 学生たちは自分の価値観について書くことによって、自分の人生に意味を見出すことができた
第1グループの学生たちは
- 我慢してやっていた面倒なことがストレスではなくなった=自分の価値観を表現する行為になった
- ある学生は「年下のきょうだいを車で送ってやるのも自分なりに家族を大事に思っている気持ちの表れだ」と思うようになった
- ある学生は「インターンシップの参加申し込みの手続きが大変でも、これで将来の目標の一歩に近づけるんだ」と思うことができた
- 日記をつけることで、日々の些細な出来事が、実は自分の大切な価値観と結びついていることに気づいた学生たちは、それまでイライラしていた出来事に自分なりに意味を見出せるようになった
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いきなり価値観を書き出すことができないという人は、まずは日記から始めてみてはどうでしょうか。わたしはA4サイズのノートに書いています。ページを縦半分に折って片側に1日分を書くようにしています。大きな手術をしたので、手術後、5日目くらいから書けるような状態になり、それ以降欠かさず書いています。
今日が手術後何日目かを記しています。大袈裟ですが、手術に万が一のことがあれば手術日に命を落としていたわけですから。
「昨日書いていなかった!」と振り返って書くこともあります。
その日の分の空白が7割くらいになることもあります。
できるだけ短い文になるように箇条書きにしています。
ですが、
価値観を照らし合わせての行動についての日記の書き方はまだしていません。今日、ノートの表紙裏に価値観を書き出してみようと思います。(価値観は変わってくるかもしれないので鉛筆書きでしておこうと思います。)
価値観をリストアップする
日記は苦痛というかたにも朗報です。たった1度だけ書いてリストアップしても良いようです。
自分の価値観を「書き出す」(=リストアップする)という行為は、効果が大きいマインドセットとなるとケリー氏は述べています。
■短期的な効果として
- 自信が強まる
- 落ち着きが生まれる
- 誇りや強さを感じる
- 痛みに対して我慢強くなる
- 自制心が強まる
- ストレスが多い経験をした後もあまりくよくよ悩まなくなる
■長期的な効果
と述べています。箇条書きがわかりやすいと思いましたので、箇条書きで整理してみました。
そして、こうも述べています。
多くの場合、このような効果が得られたのは、たった1回のマインドセット介入のおかげでした。10分間の介入で、自分の価値観をいちど紙に書いただけでも、その効果は何ヶ月、あるいは何年たっても、持続するのです。
その理由は、また次のブログで書きたいと思います。