エクササイズ
今週も今日で終わり。
皆さんにとっていい1週間になりましたか。
コロナの終息はまだ見えませんね。
悪いニュースもありますが、新聞や動画ニュースで、コロナに対して社会が少しずつ進んでいるのを見ると、少しだけ落ち着きます。
感染しない努力をさらに続けることとを誓うとともに、1日も早く治療薬、ワクチンが国民ひとりひとりに行き渡るよう祈ります。
ケリー・マクゴニガル氏の著書
には、第2章からエクササイズが紹介してあります。
今日はそのエクササイズをご紹介します。エクササイズといっても、着替えたり、体力を使ったりするわけではありません。
少し落ち着いた時間、落ち着いた場所で、自分の心のチェックをするつもりで気軽にエクササイズに取り組んでみてください。
もくじ
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ストレス反応の3つの効果
まずは、あなたの直近のストレスを感じた出来事を思い出してください。
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ストレス反応の3つの効果が整理された表を見てみてください。
※ケリー氏の著書「ストレスを力に変える教科書」P118の表を私なりに整理し直しました
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上の表のうちどの反応が起きたか思い出してみます。
・力が湧いてきたか
・体に起きた反応にどのように感じたか
・周りの人とのつながりやサポートを欲したか
・自分にとって大切な人、物に対して「行動したい」「守りたい」「応援したい」という気持ちが湧いたきたか
・これらの強い気持ちは具体的にどのようになったか
ストレスを感じた後、
・起こった出来事を頭の中で再現したり、誰かに話したか
・後になって、その出来事を振り返ったときにどんな感情が湧いてきたか
「今までの質問の答えを書き出してみましょう」と
ケリー氏は言います。
日記をつけている人は今日の日記に書いてみてはどうでしょう。
また、不要になったカレンダーの裏紙や広告紙メモ帳などに書き出してみても良いと思います。
ストレスへの思い込みを考え直せるか
ここからはあなたが、「ストレスを力に変える教科書」のこれまでのブログで学んだことの応用です。
書き出した内容を改めて見直して、
- 「カラダに表れたこと」「起こったできごとを反芻する」といった反応が起きることは、ストレスにうまく対処できるように体と脳が助けてくれているしるしだと思うことができますか?
- 不快に感じ、役に立つとは思えない症状がある時、「そのような症状にも、自分の身を守ったり、困難にうまく対処したり、人とのつながりを強めたり、経験から学んで成長したりするなど、何らかの役割があるのではないかと考えることができますか?」
と振り返るエクササイズを紹介しています。
このエクササイズ、もしかしたら自分自身ですでに自然にやっていた人もいるかもしれません。
また、
「こんな考え方、初めて知った」と興味深く感じる人もいることでしょう。
実験室に入って実験するわけではないので、
気軽に、自分自身のストレスをどう受け止めているか、そして、カラダや脳がどう反応しているか、さらに、受け止め方を変えることで起きる心やカラダの変化は、以前のストレスの時の反応と変わるか、エクササイズしてみて自分なりの答えを出してみてください。
受け止め方を変えることができないこともあると思います。
その場合は繰り返し、チャレンジしてみてくださいね。
もしくは、再度、「ストレスを力に変える教科書」のブログを読み直してみてみましょう。
コロナの影響で、自分を見つめる時間が多くなっているかもしれません。自分のストレスの受け止め方を整理するのに良いタイミングだと思います。
ぜひ試してみてください。
今日は少し短めですが、ここまで。
続きはまた次回のブログで。