Hayama Ranのブログ

読んでメリハリボディをつくる

価値観を思い出させるアイテム

昨日は予報より早く天気が回復して、運動ができました。

今日も運動をしたので、この数日間は休みなく運動できています。

明日までは天気がもちそうです。

 

運動に小さな目標ができて、楽しく取り組んでいます。

 

引き続き、ケリー・マクゴニガル私の著書を進めていきます。

 

 

もくじ

––––––––––––––––––––––––––––––––––––––

––––––––––––––––––––––––––––––––––––––

価値観を思い出させるアイテムを持つ

ケリー・マクゴニガル氏は

「ストレスを感じたときに自分にとって大切な価値観を思い出すと、困難な状況に対処しやすくなる」

と言います。

 

価値観を思い出しやすくするため、次のような研究・実験が行われています。

 

………………………………………………………………

◾︎カナダ オンタリオ州 ウォータールー大学の研究

  • 研究参加者に「価値観を忘れずに」と書いたブレスレットを配布した

◾︎スタンフォード大学で行われた実験

  • 実験参加者にキーホルダーが配布された
  • キーホルダーの中には小さな紙片が入っていて、そこに自分にとって大切な価値観を書いておく

◾︎スタンフォード大学の「ストレスの新しい化学」(ケリー氏の講座)

  • 受講生全員に価値観を忘れないためのブレスレットを配布している

………………………………………………………………

どの研究、実験でも、自分の価値観を紙に書き出してみるエクササイズよりも、「価値観を思い出させるグッズを身につける」ことの方がとても効果的だったとのことです。

 

「効果的だった」実例をケリー氏が紹介しています。

………………………………………………………………

ケリー氏への受講生からのメール

  • 受講生のミリアムがブレスレットがとても役立っていると報告

        ⬇︎

  • 夫のジョーが記憶力の低下からアルツハイマー病の初期段階にあるらしいことがわかった
  • 思いがけない認知低下の兆候にジョーもミリアムも不安になった
  • ミリアムもジョーも価値観のエクササイズを行なった
  • ミリアムが選んだ最も大切な価値観は「忍耐」
  • ジョーが選んだ最も大切な価値観は「ユーモア」「誠実」

        ⬇︎

  • ミリアムは何度も「忍耐」を思い出して行動に移すことができた
  • 夫のジョーが自分の価値観を心の支えにがんばっている姿を見てミリアムは励まされた
  • 夫のジョーがなくした携帯電話を、ミリアムが冷蔵庫の中で見つけたとき、ジョーが「そんなところに置いた覚えはないんだけどなあ」と言いながらおどけた
  • そのおかげで2人ともストレスから救われて気分が楽になった

………………………………………………………………

というものです。

 

ケリー氏がこう綴っています。

 ミリアムとジョーの場合、ストレスを避けるのは無理な話で、現実を否定しても仕方ありません。状況をどうにかしたくても、自分たちの手には追えません。しかし、大切な価値観を思い出すことで、少なくともひとつは、、自分自身でコントロールできることがあります。ストレスを減らしたり、なくしたりできないときでも、自分がストレスに対してどう反応するかは自分で選べるからです。

 あなたの価値観を思い出すことは、ストレスを力に変えるのに役立ちます––––ストレスが「自分の意思に反して身に降りかかってくるもの」から、「いちばん大切なことを再認識し、心に深くとめる機会」へと変化するのです。

 

 あなたもぜひ、いちばん大切な価値観を思い出すためのものを作ってみましょう。ブレスレットやキーホルダーに限らず、パソコンのモニターに付箋を貼り付けたり、携帯電話にステッカーを貼ったりするのもいい方法です。

 ストレスを感じたらいつでも、あなたの大切な価値観を思い出し、それにしたがって、いま自分にはなにができるだろう、と考えてみましょう。

 夫婦でストレスについて取り組んでいる姿は微笑ましいですね。

ストレスへの理解が1人でも多くの人に広まって、近しい人たちの間で気軽に語り合える日が来ると、社会に力が溢れてくる気がします。

この本のタイトル––––「ストレスを力に変える教科書」––––の通りの実例はとても参考になりました。

 

価値観を書き出す––––自分が選んだ価値観を、自分の手を動かして書く(出力する)、自分の書いた字を目で見る––––ことによって価値観が視覚的にも感覚的(手)にも頭に書き込まれるということなのでしょうが、もっと効果的なものは、価値観を思い起こさせるものを身につけるということ、ということを学んだ気がします。

 スマホの待受画面でも、パソコンのデスクトップの画面でも、応用が効きそうですね。

 私は今、日記の表紙裏には私が選んだ価値観を書き込んで、毎日見るようにしています。

ページを開けないと見れないので、もう少し工夫が必要そうです。工夫を続けながら、得られる効果を、自分自身で探っていこうと思っています。

 

今日はこの辺りまで。

 

 

エクササイズ!

f:id:hayamaran:20210301130154j:plain

昨日の夕日

天気が良い1日でした。

でも今日の夜からは雨の予報でしたので、

早めに運動に出かけました。

風が強く、遊んでいる子供はいませんでした。

 

今日はお休み予定でしたが、明日は雨の予報でしたので、繰り上げて運動しました。

今日は脳トレの日。

バスケットボールを2個同時にドリブルエクササイズするといったものです。

集中していないと、あちこちボールが逃げていきます。

 

集中力は長く持たないので、休憩の方が長くなるのですが、短い時間に集中して取り組むよう心がけています。

 

 

今日もケリー・マクゴニガル氏の著書、

 

を進めていきます。

 

前回のブログで

  • 自分の大切な価値観を書いてみる
  • その価値観に従って行なったことを日記に書いてみる

日記が苦手なら、一度だけ

  • 価値観をリストアップして、書いてみる

だけでも、マインドセットが行われ、健康状態や精神状態がストレスに負けないようになると書きました。

 

その理由をケリー氏が説明しています。

 

もくじ

––––––––––––––––––––––––––––––––––––––

––––––––––––––––––––––––––––––––––––––

 

強力なマインドセット

 

なぜ、たった1回、わずか10分くらいのマインドセット介入で心の持ちようが変わり、健康状態まで改善し、それが何年経っても持続するのでしょうか。

 

ケリー氏はこの本の中で、スタンフォード大学の研究の結論を取り上げています。

………………………………………………………………

研究

スタンフォード大学の心理学者 ジェフリー・コーエンとデイヴィッド・シャーマンが、過去15年間に行われたマインドセット介入に関する研究を分析した

        ⬇︎結論

自分の価値観を書くことが効果的なのは

  • ストレスを感じた経験についての考え方が変わり、対処できる自信がつくため

と結論づけた

………………………………………………………………

と述べています。

 

ケリー氏が解説している記述を箇条書きにしてみるとこうなります。

  • 人は自分の価値観をしっかり持つようになると、

        ⬇︎

  • 自分の努力と周囲からの助けによって状況を改善できると思えるようになる

        ⬇︎

  • 自分から積極的に行動を起こせるようになり、先送りや否定といった回避的な対処方法を取らないようになる
  • 逆境が訪れても、苦しい状況がずっと続くわけではないと考え、「こんなことになったのは自分がダメ人間だからだ」とか「もう人生おしまいだ」などとは思わなくなる

        ⬇︎これらの新しいマインドセットが定着すると……

  • 自分のことを、困難を克服できる人間だと思うようになる
  • 「自分ならできる」と自分に語りかけるようになる
  • 「自分には逆境に負けない強さがある」「辛い経験をばねに成長できる」と思うようになる
  • 困難を避けずに向き合おうとするようになる
  • 厳しい状況においても意味を見出せるようになる 

 

これだけポジティブに考えられるように変われるのであれば、毎日の日記が無理だとしても、1回、10分程度の価値観の書き出し(=リストアップ)はとても価値があるように思います。

 

エクササイズ

自分にとって、何に価値観を持っているか、いきなり「考えて!」と言われても、思いつかない人も多いのではないでしょうか。

そこで、ケリー氏は価値観リストを作って、価値観を見つけやすくしてくれています。そしてエクササイズを紹介しています。

興味がある方は、ぜひ取り組んでみてください。

 

………………………………………………………………

エクササイズ

次にあげた価値観の中であなたにとって特に大切なものを選んでください。リストにないものを思いついたらそれを書いてください。

  • 度量
  • アートや音楽
  • チャレンジ
  • コミュニティ
  • 協力
  • 好奇心
  • 効率性
  • 倫理的行動
  • 信仰/宗教
  • 友情
  • 感謝
  • 調和
  • 誠実
  • 独立
  • 相互扶助
  • 生涯学習
  • マインドフルネス
  • 忍耐
  • 説明責任
  • 運動競技
  • 連携
  • 思いやり
  • 勇気
  • 規律
  • 情熱
  • 優秀
  • 家族
  • 楽しみ
  • 幸福
  • 健康
  • 名誉
  • 確信
  • 喜び
  • 自然
  • 平和/非暴力
  • 冒険
  • お祝い
  • 有言実行
  • 能力
  • 創造性
  • 発見
  • 平等
  • 公正
  • 自由
  • 寛容
  • 勤勉
  • 人助け
  • ユーモア
  • 品位
  • リーダーシップ
  • 忠実
  • 率直
  • 個人的成長
  • ペット/動物
  • 実用主義
  • 機知に富む
  • 質素倹約
  • 信用
  • 政治
  • 問題解決
  • 自分への思いやり
  • 強さ
  • 意欲
  • プラスの影響
  • 信頼性
  • 自立
  • 伝統
  • 知恵

        ⬇︎

 いくつも選んでいいが、最終的にはあなたにとって最も重要な価値観を3つ選ぶ

        ⬇︎

    選んだ3つの価値観が大切だと思う理由を10分間で書く

        ⬇︎

    その価値観のために今日どんなことをしたかを書く

………………………………………………………………

 直感的にビビッときたものを選んでいけばいいのだと思います。

私は

  • 度量
  • 勇気
  • ユーモア

でした。

これは、時間が経つと変わってくるのではないかと思います。年末年始、誕生日など少し特別な日に再度エクササイズしてみるのも良いかもしれませんね。

 

さて、このエクササイズにはケリー氏がアドバイスを付け加えています。

 これを書くときにいまストレスを感じていることについては何も書かなかったとしても、この10分間で日常のストレスに向き合うあなたの態度は変わります。ほかのふたつの価値観についても、また時間を設けて同じようにかいてみたり、とくにストレスを感じてつらいときに、このエクササイズをもう一度やってみたりするのも良い方法です。

 

 授業でこのエクササイズを行うと、「価値観を選ぶのが難しい」という学生がいます。自分の価値観を認識する方法がわからないか、絞り込めないのです。

 そういう場合、念頭において欲しいのは、「価値観には、自分が大切に思っているものが反映されている」ということです。このエクササイズを行うと、あなたがいま何を重要だと思い、どんなことに意味を感じているかがわかります。

…………

このエクササイズで価値観を選ぶときに、あなたがその点において優れているかどうかは関係ありません。あなたにとってなぜその価値観が重要なのか、他人が納得するかどうかも関係ありません。価値観というのは、自分にとってしっくりくるものや、自分が身につけたいと思うものです。

難しく感じた人は、このアドバイスをもとにエクササイズをしてみてください。

まさか、ストレスの話から、価値観を探るエクササイズに至るとは思いませんでした。

しかし、価値観を心の中心に据えると、ストレスの受け止め方が変わってくるというのならとても大切な作業のように思います。

 

あなたの心の中奥深くにある、価値観。

価値観を持っているのだけれど、煩雑な日常に押しやられて、心の片隅に追いやられていた価値観を、心の真ん中に引っ張り出す作業をこのエクササイズでやっているのだと思います。

 

このエクササイズをぜひ試してみてください。自分の中の価値観を、客観的に知る良い機会だと思います。

 

今日はこの辺りまで、つづきは次のブログで。

 

 

 

価値観をリストアップする

「気温が高くなった」と思って外に出ると、意外に寒かったです。

少し薄着で外に出て、公園のベンチで佇んでいると、風もあり長くはいられませんでした。

 

それでも、全員で6人くらいの野球チームが、コーチの指示に従って、練習に励む姿をしばらく見ていました。

小学校の時にしていたソフトボールのことを思い出しました。

 

間が空いてしまいましたが、今日もケリー・マクゴニガル氏の著書

 

 を進めて行きます。

 

 ストレスを見直すエクササイズ、やってみましたか?

日頃、煩雑なことに追われていると、心の奥に置いていた大切なことをいざ思い出そうとすると、忘れてしまっている人も多いかもしれません。

 

なかなか書き出せないという人は、

カフェで、一人きりのウォーキングやジョギングで、機会あるごとに、考えてみるといいかもしれません。

 

もくじ

––––––––––––––––––––––––––––––––––––––

––––––––––––––––––––––––––––––––––––––

ストレスを見直す

前回のブログでは、この見出しの通りのエクササイズを紹介しました。

この「ストレスを見直すエクササイズ」を発展させた研究をケリー氏が紹介しています。

 

1990年代に行われたスタンフォード大学の学生たちに行なった研究

………………………………………………………………

目的 日常のストレスに意味を見出す

  • 3週間の冬休みに日記をつける

        ⬇︎指示

  • グループ1 自分にとっていちばん重要な価値観は何かを明確にし、その価値観に結びつくようなどんな行動を行なったかを日記に書く
  • グループ2 その日にあった良いできごとを日記に書く

        ⬇︎結果

 グループ1の学生は

  • グループ2や研究に参加しなかった学生に比べ健康状態がよかった
  • 精神状態も良かった
  • 元気に大学に戻ってきて、以前よりもストレスにうまく対処できる自信を持っていた
  • 冬休み中にストレスを最も多く感じていた学生ほど、自分の価値観についての日記に書く効果が最も顕著に現れた

        ⬇︎さらに、ストレスにうまく対処でき、健康状態がよかった理由を分析

 結論として

  • 学生たちは自分の価値観について書くことによって、自分の人生に意味を見出すことができた

 第1グループの学生たちは

  • 我慢してやっていた面倒なことがストレスではなくなった=自分の価値観を表現する行為になった
  • ある学生は「年下のきょうだいを車で送ってやるのも自分なりに家族を大事に思っている気持ちの表れだ」と思うようになった
  • ある学生は「インターンシップの参加申し込みの手続きが大変でも、これで将来の目標の一歩に近づけるんだ」と思うことができた
  • 日記をつけることで、日々の些細な出来事が、実は自分の大切な価値観と結びついていることに気づいた学生たちは、それまでイライラしていた出来事に自分なりに意味を見出せるようになった

………………………………………………………………

いきなり価値観を書き出すことができないという人は、まずは日記から始めてみてはどうでしょうか。わたしはA4サイズのノートに書いています。ページを縦半分に折って片側に1日分を書くようにしています。大きな手術をしたので、手術後、5日目くらいから書けるような状態になり、それ以降欠かさず書いています。

今日が手術後何日目かを記しています。大袈裟ですが、手術に万が一のことがあれば手術日に命を落としていたわけですから。

「昨日書いていなかった!」と振り返って書くこともあります。

その日の分の空白が7割くらいになることもあります。

できるだけ短い文になるように箇条書きにしています。

 

ですが、 

価値観を照らし合わせての行動についての日記の書き方はまだしていません。今日、ノートの表紙裏に価値観を書き出してみようと思います。(価値観は変わってくるかもしれないので鉛筆書きでしておこうと思います。)

 

価値観をリストアップする

 日記は苦痛というかたにも朗報です。たった1度だけ書いてリストアップしても良いようです。

自分の価値観を「書き出す」(=リストアップする)という行為は、効果が大きいマインドセットとなるとケリー氏は述べています。

 

■短期的な効果として

  • 自信が強まる
  • 落ち着きが生まれる
  • 誇りや強さを感じる
  • 痛みに対して我慢強くなる
  • 自制心が強まる
  • ストレスが多い経験をした後もあまりくよくよ悩まなくなる

■長期的な効果

  • GPAスコアが大きく伸びる
  • メンタルヘルスが向上する
  • 減量、禁煙、問題飲酒の減少
  • 差別を受けてもへこたれずに頑張ることができる
  • 「どうせダメだ」という考え方をしなくなる

 と述べています。箇条書きがわかりやすいと思いましたので、箇条書きで整理してみました。

 

そして、こうも述べています。

 多くの場合、このような効果が得られたのは、たった1回のマインドセット介入のおかげでした。10分間の介入で、自分の価値観をいちど紙に書いただけでも、その効果は何ヶ月、あるいは何年たっても、持続するのです。

 

その理由は、また次のブログで書きたいと思います。

 

 

 

 

退屈は危険?

今日も良い天気でした。日中の気温が高くなりましたね。

郵便局まで自転車で行きましたが、例の通り、下り坂です。部分的には50km/hくらいで下りました。

今まで、切れるような冷たさが、頬に感じられてましたが、今日はウインドブレーカーの下はTシャツ1枚で、頬にあたる風は爽やかでした。

 

花粉症の人はこれからスギ花粉が増えてくるとの予報です。

コロナ対策に加えて花粉症対策、万全で乗り切ってくださいね。

 

今日もケリー・マクゴニガル氏の著書、

 

 を読み進めていきます。

 

もくじ

––––––––––––––––––––––––––––––––––––––

––––––––––––––––––––––––––––––––––––––

退屈は健康に悪い?

 ケリー氏は本の中で、ある大規模な調査結果を紹介しています。

………………………………………………………………

ある大規模な疫学調査

質問に

  • 「非常に退屈」と答えた中高年の男性

        ⬇︎

  • その後の20年間に心臓発作で死亡するリスクが2倍以上高くなっていた

………………………………………………………………

………………………………………………………………

イギリスでの9,000人、10年間の追跡調査

質問に

  • 「大きな生きがいのある人生を送っている」と答えた人たち

        ⬇︎

そう答えなかった人たちに比べ

  • 死亡率が30%低かった

………………………………………………………………

 これらの研究結果から、ケリー氏は

…………、ストレスが蚊なら牛も健康や幸せに害を与えるとは言えない理由がわかります。また、ストレスの多い生活を恐れるべきではないことも納得できるでしょう。人びとが生活の中で大きなストレスを感じることが、もっとも生きがいを感じることと重なっている場合には、そのストレスがむしろ健康に役立っているのは明らかです。

と述べています。

 

印象に残るのは「ストレスがむしろ健康に役立っている」という言葉です。

今まで、運動の指導者として、私が講習等で学んできたこと、そして、そのことを伝えてきた立場として、考えを覆される言葉です。今まで認識してきたことと、まったく反対のことをケリー氏は述べています。しかも、ちゃんと調査したデータを元にして。納得せざるを得ないとという気持ちと、半信半疑がまざった、複雑な感覚になります。

私の中で繰り返し反芻して、時間をかけて、また、これらの事実を踏まえた上でストレスの経験をさらに積んでいくと、自然に理解できるようになるのかもしれません。理解が進むのを待ちたいと思います。

 

また、

 

「ストレスは体に悪い」「なぜなら死亡リスクが高くなっている」

 

などといったことを過去に聞いた気がしますが、これらの言葉は次のように、完全に反対に

 

ストレスがないことは体に悪い」「なぜなら死亡リスクが高くなっている」

 

と言い換えることができそうです。

 

ストレスを見直すエクササイズ

ここで、ケリー氏はエクササイズを提案しています。私にとっては、とても時間がかかりそうなエクササイズですが、皆さんはどうでしょうか。

 

エクササイズは以下の通りです。

………………………………………………………………

ストレスを見直すエクササイズ

◼︎あなたにとって最も大切な

  • 役割
  • 人間関係
  • 活動
  • 目標

をリストに書き出す。

        ⬇︎

◼︎自分自身へ問いかける

  • 「このなかでときどき、もしくは頻繁に、ストレスを感じるものはありますか?」
  • 「あなたの人生で、生きがいと共に大きなストレスを感じているものががありますか?」
  • あるなら、なぜ生きがいを感じるほど大切なのか書いてみる
  • その生きがいを突然失ってしまったら、あなたの人生はどうなるか想像して書いてみる

………………………………………………………………

いつも問いかけているわけではありませんので、自分で問いかけ、自分で答えるだけなのですが、時間がかかってしまいます。

大切なことなのに、日頃頭の隅っこに置いているということなのだと思います。

日頃私は、細々したことについ目が行き、気持ちも行ってしまい、つぎつぎに入ってくる情報や、予定にエネルギーを使い果たしている気がします。

 

皆さんはどうでしょうか。

 

簡単に書けたあなたは、心根にしっかりと信念や大切なものがマインドセットされているということになります。

私同様、書き出すのに時間がかかったり、わからなかったりしても大丈夫。これからマインドセットしたり、忘れていた大切なことやものを再確認すればいいと思います。

 

このエクササイズ試してみてくださいね。

ではまた、次のブログで。

 

 

 

 

 

 

 

ストレスは生きがいを持って生きている証拠

雪の後の天気は、冬の寒さを忘れさせるような日射しでしたね。

気温もぐんと上がり、外出時の上着を家の外に出て確認しました。

これから、3月上旬まで気温は落ち着いているようです。

 

先日、散歩中に梅の花を見ました。

いつもと違う道を歩いて、見つけた春の兆しでした。

これから散歩やジョギングの度に、厳しい寒さを乗り越えてきた木々や植物の持つエネルギーをより一層感じることができそうです。

 

 

今日もケリー・マクゴニガル私の著書を進めていきます。

 

もくじ

––––––––––––––––––––––––––––––––––––––

––––––––––––––––––––––––––––––––––––––

ストレスが多そうな国––––モーリタニア––––でストレスをあまり感じられておらず、密集した都会ではストレスを多く感じている、また、モーリタニアの人びとは不幸を感じていて、都会では幸福感が強い、このことをケリー氏は「ストレス・パラドクス(ストレスをめぐる矛盾)」と名付けました。

 

調査研究の結果として、

・ストレスのない生活は必ずしも幸せとはいえない

・ストレスの多い人の方が愛情や健康に恵まれ、人生に対する満足度が高い

ということがわかりました。

 

更なる調査

2013年に、スタンフォード大学フロリダ州立大学の研究者たちが、18歳から78歳までの幅広い層のアメリカ人を対象に調査を行いました。

 

………………………………………………………………

調査目的:ある質問に共感する人とそうでない人の相違点を調べる

 

質問:「全体的に考えれば、私は生きがいのある人生を送っている」

        ⬇︎ 

  •  強く共感した人
  • 共感しなかった人

の相違点を調べる

        ⬇︎

  • ストレスは相違点の上位に入った
  • 強く共感した人たち=ストレスを感じた経験が多かった人たち
  • さらに強く共感した人たち=強いストレスを感じた経験が最も多かった人たち

        ⬇︎結果

研究者たちは以下のように結論づけた。

  • 「人生に生きがいを感じている人びとは、あまり生きがいを感じていない人びとにくらべて、心配ごとが多く、ストレスも多い」

………………………………………………………………

 

ストレスと、生きがい、相反するような言葉です。

ですが、調査結果からすると、ストレスを感じている人ほど生きがいを感じている、そして、生きがいを感じている人ほどストレスがある、と言うことになります。

ストレスを感じないで、生きがいを感じていたいものですが、そうはならないようです。

ケリー氏は

 ストレスと生きがいは、なぜそれほど強く結びついているのでしょうか?ひとつの理由としては、自分の役割にしっかりと取り組み、目標に向かって努力すれば、目的意識を持って生きていけるいっぽうで、ストレスも避けられないからです。 

 と本書で述べています。

表裏一体というわけですね。

 

ここでも調査結果を紹介しています。

………………………………………………………………

◼︎イギリスの調査

  • 人生で最大のストレスを感じる経験=成人の34%が「乳幼児の育児」と回答

◼︎カナダの調査

  • 最大のストレス源=強度のストレスを感じている成人の62%が「仕事」と回答

………………………………………………………………

前回登場した「ギャラップ世論調査」の別の結果もう紹介しており

………………………………………………………………

  • 18歳未満の子供の養育をしていう人たち=毎日多くのストレスを感じていると同時に、微笑んだり、笑ったりすることが多いことがわかった
  • 起業家の場合、前日に大きなストレスを感じたと答えた人たち=同じ日に興味深いことを学んだと答えていることがわかった

また、

  • ストレスの少ない生活を送っている人たちは、意外にもあまり幸せを感じていないことがわかった

………………………………………………………………

 

まとめ

 

ケリー氏は、ストレスを感じることについて、次のようにまとめています。

…………、ストレスを感じるのは、人生がうまくいっていないしるしではなくて、自分にとって大事な活動や人間関係に、どれだけ熱心に取り組んでいるかを示すバロメーターと言えるでしょう。

 また、ストレスの少ない生活を送っている人たちは、意外にもあまり幸せを感じていないことが、研究によって明らかになっています。多くの人は「こんなに忙しくなかったら、もっと幸せになれるのに」と思っていますが、実際は正反対なのです。やるべきことが多すぎるくらいでも、忙しい人の方が幸せを感じています。だからこそ、急にやることがなくなって暇になってしまうと、危険なのです––––退職後はうつ病を発症するリスクが40%も高まる、というデータにもうなずけます。

 昔、ビジネス啓発本で「成功の反対はなに?」という問いかけを見たことがあります。

 

答えは「何もしないこと」。漢字の反対語テストでそう解答したら間違いなく❌ をもらうことになるでしょう。ただ、人生では正解になる、というものでした。

確かに、何もしなければ失敗はないわけです。しかし、成功も間違いなくありません。成功に向かうために、こっちへ進んでみた。だけど失敗した。今度はこっちへ進んでみる。…………。と失敗しながら模索していくので、成功が見つかる、ということなのだと思います。

ストレスも同じようなことのように感じました。

喜びをより大きいものにしようと思っているからこそ、より大きなストレスは避けられない、大きなストレスがかかっているのは、自分自身がより大きな喜びを手に入れようとしているから、ということですね。

ストレスを小さくしようとしたり、避けるということは、人生のいろいろな喜びや幸福感を小さくする行動ということになりそうです。

 

ストレスを感じるのは、人生がうまくいっていないしるしではなくて、自分にとって大事な活動や人間関係に、どれだけ熱心に取り組んでいるかを示すバロメーターと言えるでしょう。」という、ケリー氏の言葉は私にとってとても新鮮でした。ストレス=熱心さのバロメータというのは、今後ことあるごとに思い出すように心がけようと思います。

 

さて、今日のブログはここまで。

続きはまた、次のブログで。

 

ストレスがないと不幸?

昨日、再就職の面接に行ってきました。

ブログのテーマになっている「ストレス」を感じる状況下に置かれたわけです。

当然ながら、面接の最中にストレスのことを考える余裕はありませんでした。

控室に通され、15分ほど時間がありましたので、

ストレスを受けたとき、チャレンジ反応や、思いやり・絆反応が起きることを思い出していました。

 

私が面接を受けるのは、大学の受験、就職の時以来ではなかったかと思います。

 

幸い、私が苦労したことや、人間関係のこと、これからの仕事が私がしてきたことと違うことについての質問でした。

「チャレンジ反応」だったのかもしれません。面接官の方の質問を、しっかり聞き取ることができました。

途中、声が掠れて咳き込みましたが、マスクの上からハンカチで抑え、その後は、咳も出ることなく、明確に発音して言葉を選びながら質問に答えられたと思います。

想像以上に、上がらず、高い集中力を保ったまま面接が終えたと思います。

この本のおかげかもしれません。

 

面接後数時間は、繰り返し、面接室に入るところから、出るまでを頭の中で再生していました。これも、ケリー氏の本の中にあった反応です。

「ここはこうすべきだった」「この言葉を使うべきだった」と内省を繰り返していました。きっと脳が学習している時間帯だったのだと思います。

 

1度の面接できまれば反省を生かす機会は、ずっと先になりますが、そう簡単にはいかないと思います。

反省を生かして、私の自己PRが正しく伝わるよう履歴書や職務経歴書、志望の同期を工夫していこうと思います。

 

 

 

ケリー・マクゴニガル私の著書を今日も進めて以下います。

もくじ

––––––––––––––––––––––––––––––––––––––

––––––––––––––––––––––––––––––––––––––

ギャラップ世論調査

 2005年から2006年にかけて「ギャラップ世論調査」 という調査が行われました。

世界121カ国、15歳以上の12万5,000名の人びとへの調査です。

質問は

「あなたは昨日、大きなストレスを感じましたか?」

というものです。

………………………………………………………………

結果

大きなストレスを感じた人の割合は、

………………………………………………………………

国ごとにかなりの差があったため、研究者は

「各国のストレス度指数は、幸福度や平均寿命や国内総生産GDP)など、国民の繁栄を示すその他の指数とも比例しているのだろうか?」と、ストレスを感じている国民が多いこと、または少ないことの影響を調べました。

 ………………………………………………………………

結果

ストレス度指数が高い国ほど、

  • 繁栄度が高かった
  • 平均寿命が長かった
  • GDPも高かった
  • 国民の幸福度が高かった
  • 国民の人生に対する満足度が高かった
  • 健康状態、仕事、生活水準、地域社会に満足している人が多かった

 

モーリタニアでは(モーリタニアでは、貧困や飢餓が蔓延し、汚職や暴力が横行している)、

  • 自分たちの生活はストレスが多いと思っていなかった

………………………………………………………………

貧困や飢餓を身近に感じたらストレスを強く感じそうですが、そうではないようです。

さらに、

研究者たちは

「ストレスとその他の感情との関連性を調べた」ということです。

………………………………………………………………

結果

大きなストレスを感じた日には

  • 怒り
  • 気分の落ち込み
  • 悲しみ
  • 不安

を感じている傾向が見られた

 

ストレス度指数が高い国の人たちは

  • ストレスをたくさん感じた日でも、喜びや愛情を感じ、笑った人が多いことがわかった

………………………………………………………………

 

全体での評価

………………………………………………………………

最も幸福な人たちは

  • 大きなストレスを感じていながらも、精神的に落ち込んでいない人たちだった

このような人たちは

  • 自分の人生をほぼ理想に近いと考えている割合が高かった

 

最も不幸な人たちは

  • 屈辱感や怒りを感じている一方、喜びはほとんど感じていなかった

………………………………………………………………

都会に住んでいる人の方がストレスが多く、原始的な生活に近い方がストレスがなく、幸福度が高いと思っていましたが私の予想とは違っています。

モーリタニアは、ネットで調べてみるとアフリカ大陸の西端の国です。

国土のほとんどが砂漠で、鉱業と漁業が主な産業とのこと。タコやイカを日本が輸入しているようで(現地の人は気味悪がって食べない。タコは日本人が漁法を伝えた。)、スーパーで見かけるタコにモーリタニア産のものがあるかもしれませんね。

 

ケリー氏も

…………、モーリタニアのように、貧困や飢餓が蔓延し、汚職や暴力が横行している国の人々は、必ずしも自分たちの生活はストレスが多いと思っていないことがわかりました。世界各国の人々が「ストレスが多い」と言うとき、その内容は、客観的に見て明らかな社会的な悪条件とは、必ずしも一致していなかったのです。

 と述べています。

 

ストレスを感じているが、喜びを感じている人

ストレスを感じていないが、喜びがない人

 

ではストレスがないほうが不幸を感じているということですね。

 

ケリー氏は新しい言葉を紹介しています。

ストレス・パラドクス––––ストレスをめぐる矛盾

です。

 

次のブログはこのストレスパラドクスからお伝えします。

 

第2章のまとめ

少し冷えましたね。

今日は買い物の予定でした。

予定通り自転車で10分ほどのスーパーと野菜屋に寄ってきました。

これから気温が下がり続けるようです。

 

これまで暖かかったので、気温の変化で体調を崩さないようにしましょう。

 

 

 

もくじ

––––––––––––––––––––––––––––––––––––––

––––––––––––––––––––––––––––––––––––––

第2章のまとめ

 

これまでケリー・マクゴニガル氏が述べてきたことを、本人が箇条書きにしてまとめています。

目標が脅かされたとき、私たちはストレスを感じて、行動を起こします。

価値観が脅かされたとき、私たちはストレスを感じて、それを守ろうとします。

ストレスを感じたとき、私たちには勇気が湧いてきます。

ストレスを感じたとき、私たちは人とつながろうとします。

ストレスを感じたとき、私たちは失敗から学ぶことができます。

 

 

詩のようなフレーズですね。

 

私自身「ストレスにならないように」とか「ストレスは体に悪い」というフレーズを何十年と聞いてきました。そして、使ってきました。

この本を読んだお陰で、他人の会話中に「ストレス」という言葉を小耳に挟むと「ストレスはカラダに悪い物」とマインドセットされている自分に気付きました。

 

それから、ストレスを感じると起きるこれまでの知見は、ネズミに起こした実験から類推されたもので、人間に当てはめることができないようなものだったことがわかりました。

 

ストレスを学んだ––––学ぶという言葉が適切な気がします––––胎児や幼児は、成長後もストレスに対して落ち着いて対処できるようになっていました。

いい意味で、胎児や幼児には、適切なストレスがかけてあげられるといいですね。

 

そして意外だったのは、ストレスを感じると

「思いやり・絆反応」が起きることでした。

今まで感じたことがありませんでした。見過ごしていたのかもしれません。また、感じていたけれど、ストレスを感じた時に「そんなこと感じるはずがない」と知らない間に否定していたのかもしれません。

今から、ストレスを感じることがあった時には、落ち着いて、「思いやり・絆反応」が起きているか自己観察してみようと思います。

 

ケリー氏が第2章の終わりにこうまとめています。

 このようにストレス反応は、基本的なサバイバル本能だけではありません。ストレス反応は、私たちが人間らしくふるまい、人とつながり、周囲や世の中と関わっていくための助けにもなるのです。それを理解したとき、ストレス反応は恐ろしいものではなくなります。ストレス反応はその価値を正しく理解して、うまく利用し、頼りにすべきものなのです。

 

ストレス反応には価値がある」「その価値を正しく理解し活用する」とは世間一般で、今まで聞いたことがなかった文言です。

頭の中にしっかり刻み込もうと思います。

 

正しいマインドセットで、この本のタイトル通り、「ストレスを力に変えて」いきたいと思います。

 

さて、今日は短いブログとなりました。

次回からは第3章に進んでいきます。 

それではまた、次のブログで。