本番の試験
今日は夕方には日差しも出てきたので、公園に行こう…………と予定していましたが、隣のおばさんとの立ち話が長くなり(1時間近く!)、公園より近い広場に行きました。
時々、近所の中学生や高校生がサッカーボールを蹴って、遊んでいるスペースなので、子供達の邪魔にならなければいいが…………、と思って行きました。
誰もいませんでしたので、私が占有してエクササイズを行いました。
今日はバスケットボールだけ使ってのエクササイズ。
ボールを扱う姿勢はかなり低い姿勢のため、かなりお尻の筋肉が疲れてきます。
続けて行うと息も上がります。
ボールを使うと、好きなせいもありますが、繰り返し、飽きずにエクササイズが継続できます。
自分に合ったエクササイズと思っています。
本日も、ケリー・マクゴニガル氏の著書、
を進めていきます。
もくじ
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大学院進学適正試験の模擬試験で、『「不安になったら、ストレスのおかげでうまくいきそうだ」と思えばいい』とジェイミソン氏から励まされた学生は、そう言われなかった学生よりもストレスを感じていたにもかかわらず点数が良かった、という結果が出ました。
これが前回のブログの内容でした。
この模擬試験の3ヶ月後、学生たちは本番の大学進学適性試験を受けることになります。
本番の試験
模擬試験の実験の続きを本番の試験でも行ったようです。
本番の試験では、
- 試験中の気分を尋ねるアンケート
- 試験結果
がデータになったようです。
本番の試験は、模擬試験とは比べ物にならないようなストレスがかかっていたと思います。
模擬試験から3ヶ月も経っています。そして、本番の試験前には、前回のように励ましの言葉はかけてもらえませんでした。
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結果
- 3ヶ月前、励ましのメッセージを受けたグループは本番のテストで
・不安を感じてもあまり心配にはならなかった
・自分ならやれるという自信を持っていた
・不安なほうがかえって実力を発揮できるはずだ
と信じていた(励ましのメッセージを受けなかったグループとは大きく違っていた)
・メッセージを受けなかったグループに比べて今回もはるかに成績が良かった
・今回の試験の方が成績の差が大きくなっていた
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ケリー氏は次のようにまとめています。
…………。(大学進学適性試験)GREの本番の3ヶ月も前に、模擬テストの直前に与えられた短いメッセージが、その後の学生たちの進路を左右するほどの影響をもたらしたのです。それこそまさに、マインドセット介入実験のすごいところです。成功すれば、1回限りのプラセボ効果が生まれるだけではありません。効果は持続するのです。
ジェイミソンはわざわざ本番の試験当日に学生たちの前に現れて、「不安を受け入れるんだよ」と思い出させてやったわけではありません。その必要もありませんでした。彼が学生たちに伝えたメッセージは、真実で役に立つものであり、学生たちはいつの間にか、それをしっかりと身につけていたのです。
ストレスを正しく認識する大切さを感じました。
社会通説では、「ストレスは体に悪い」と認識していました。私の例を挙げると、試験前の緊張と睡眠不足で胃が痛くなっていたのを思い出します。全員ではありませんが、周りにもそんな人がいたので、「緊張したらダメだ」「あまり健康に良いことではないよね」「ストレスの影響だ」と思い込んでいました。
実際には「ストレスが体に悪いという思い込み」の結果だった気がします。
ケリー氏や、ジェイミソン氏のようなことを言ってくれる大人は、大学、社会人になっても誰一人いませんでした。
それでも、度重なるストレスを経験したおかげで、私なりにストレスを少しだけ力に変えていた気がします。そして、この「ストレスを力に変える教科書」に出会って「さらに力に変えられるかも」と考えるようになりました。
機会があれば、10代、20代、30代くらいの人に伝えてあげたいですね。
これらの試験の実験結果をケリー氏がまとめたところでエクササイズが紹介されています。
エクササイズは、また次のブログで紹介します。