Hayama Ranのブログ

読んでメリハリボディをつくる

エクササイズ

黄砂、PM2.5共に多い1日でした。

黄砂での霞は、長崎に住んで33年経ちましたが、今までの中で最悪ではなかったかと思います。

 

コロナの状況の中でも、公園は人との会話もなくマスクを外していましたが、

今日はマスクは外せませんでした。明日もつづくようで、

 

新しい年度の始まり、私の新しい職場での初めての勤務となる4月1日はクリアな青空を期待します。

 

今日も、ケリー・マクゴニガル氏の著書、

 

を進めていきます。

 

ケリー氏の著書の特徴として「エクササイズ」を行ってもらうように構成されています。章や大事なところのまとめとして、「エクササイズ」が紹介されていて実践的な本になっています。少し苦手な人がいるかもしれませんが、自分をよく知ることになるし、ストレスを正しく理解できます。そして、ストレスを活用できるようになりますので、是非試してみてください。

 

 

もくじ

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エクササイズ

不安を興奮に変えるエクササイズ 

 

ここ一番というときに実力を発揮したければ、無理に落ち着こうとして焦らないことです。それよりも「緊張したっていいんだ、興奮しているしるしだから。心臓もスタンバイしてるんだ」と自分に言い聞かせましょう。

 

というのが、今回のエクササイズです。

緊張する場面が直近にありますか?その場面で是非試してみてください。

このようにケリー氏から問いかけられたとき、私は中学時代のバスケットボールの試合を思い出しました。

多分、初めての試合でのシュートは、入るか分からないのにシュートを打たなければいけない状況だったように思います。

チームのシュートタイミングだから、「シュートが入るか分からないけれど打たないわけにはいけない」状況に置かされたわけです。

心は不安でいっぱいです。からだはいつも通り動かせば7、8割入るはずです。

そんなことを一瞬考えながら、シュートを打った気がします。当然入りませんでした。

 

試合をこなしていくと、緊張しながらシュートを打つことに慣れてきます。決して「緊張しない」ということはなく、緊張した状態でもカラダをうまく扱えるようになってきます。

そして、最終的に適度な緊張があった方がシュートがよく入っていた気がします。

バスケットボールを初めて、すぐの心理状態の時に、ケリー氏の言葉があったらと、今更ながら思います。

緊張したっていいんだよ。試合を前に全身の筋肉が興奮している証拠だからね。」と。

 

私の話が長くなりましたが、ケリー氏は不安を感じた時には「興奮しているしるしだ」と自分に言い聞かせるのが一番いいと言っています。

そのエピソードが二つ紹介されています。

 

受講生のエピソード

ケリー氏の講義の受講生のマリエッラのエピソード

  • 念願叶ってヨガのインストラクターになったばかりのとき、ひどい不安を感じて困っていた
  • 担当するクラスの直前になると毎回、カラダ中にストレス反応の症状が現れた
  • そのストレス反応は、自分の不安のせいだと思い込んでいた
  • 「頭が真っ白になって教えられなくなったらどうしよう、と思うと心配でたまらなくなる」(マリエッラ)
  • 「一度はレッスンの5分前にドタキャンして、休校にしてしまったこともありました。パニック発作を起こしそうで、怖かったんです。」(マリエッラ)
  • マリエッラは、不安になった時にカラダに現れる症状について考え方を変える決心をした
  • 「今でもまだ不安になりますが、そんな時は自分に向かってこういうんです。大丈夫、これはいいことだから。私がうまくやれるように、カラダが助けてくれているんだから、って」(マリエッラ)

そして、ケリー氏はこのエピソードについてこう綴っています。

 授業(レッスン)前に不安や緊張を感じるのは興奮しているしるしだ、と思うようにしたことで、マリエッラは興奮から生まれるエネルギーを、授業に向けられるようになりました。「緊張をどうにかしなければ」とあせるのはやめて、生徒たちに意識を集中できるようになったせいで、ヨガを教えるのが以前よりもずっと楽しくなりました。今でも授業の前には相変わらず緊張しますが、パニックに陥って教えられなくなるのを恐れて、授業をキャンセルするようなことはなくなりました。

 あなたも会議や、スピーチや、コンテストや、試験など、大事なイベントの前になってしまったら、不安と興奮は紙一重だということを思い出しましょう。

 

この本には書かれていませんが、何かの本番前のカラダに

  • 震えがある
  • 手に汗をかいている
  • ド忘れしそうと不安になる
  • 口が乾く

などが現れたら、「あ、カラダが本番に向け準備してる!」と思っていいわけですね。

これらの不安からくるカラダの反応を抑えようとするのではなく、「本番に向け体も準備している」と捉えるということのようです。

 

私もこれからさき、緊張する場面では、可能な限り試してみたいと思います。

 

もう一つのエピソードは、次のブログで紹介します。

ではまた、次のブログで。