第2章のまとめ
少し冷えましたね。
今日は買い物の予定でした。
予定通り自転車で10分ほどのスーパーと野菜屋に寄ってきました。
これから気温が下がり続けるようです。
これまで暖かかったので、気温の変化で体調を崩さないようにしましょう。
もくじ
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第2章のまとめ
これまでケリー・マクゴニガル氏が述べてきたことを、本人が箇条書きにしてまとめています。
目標が脅かされたとき、私たちはストレスを感じて、行動を起こします。
価値観が脅かされたとき、私たちはストレスを感じて、それを守ろうとします。
ストレスを感じたとき、私たちには勇気が湧いてきます。
ストレスを感じたとき、私たちは人とつながろうとします。
ストレスを感じたとき、私たちは失敗から学ぶことができます。
詩のようなフレーズですね。
私自身「ストレスにならないように」とか「ストレスは体に悪い」というフレーズを何十年と聞いてきました。そして、使ってきました。
この本を読んだお陰で、他人の会話中に「ストレス」という言葉を小耳に挟むと「ストレスはカラダに悪い物」とマインドセットされている自分に気付きました。
それから、ストレスを感じると起きるこれまでの知見は、ネズミに起こした実験から類推されたもので、人間に当てはめることができないようなものだったことがわかりました。
ストレスを学んだ––––学ぶという言葉が適切な気がします––––胎児や幼児は、成長後もストレスに対して落ち着いて対処できるようになっていました。
いい意味で、胎児や幼児には、適切なストレスがかけてあげられるといいですね。
そして意外だったのは、ストレスを感じると
「思いやり・絆反応」が起きることでした。
今まで感じたことがありませんでした。見過ごしていたのかもしれません。また、感じていたけれど、ストレスを感じた時に「そんなこと感じるはずがない」と知らない間に否定していたのかもしれません。
今から、ストレスを感じることがあった時には、落ち着いて、「思いやり・絆反応」が起きているか自己観察してみようと思います。
ケリー氏が第2章の終わりにこうまとめています。
このようにストレス反応は、基本的なサバイバル本能だけではありません。ストレス反応は、私たちが人間らしくふるまい、人とつながり、周囲や世の中と関わっていくための助けにもなるのです。それを理解したとき、ストレス反応は恐ろしいものではなくなります。ストレス反応はその価値を正しく理解して、うまく利用し、頼りにすべきものなのです。
「ストレス反応には価値がある」「その価値を正しく理解し活用する」とは世間一般で、今まで聞いたことがなかった文言です。
頭の中にしっかり刻み込もうと思います。
正しいマインドセットで、この本のタイトル通り、「ストレスを力に変えて」いきたいと思います。
さて、今日は短いブログとなりました。
次回からは第3章に進んでいきます。
それではまた、次のブログで。