Hayama Ranのブログ

読んでメリハリボディをつくる

「どのストレス反応が起こるか」は自分で決められる?

天気がもつかな?

と思いつつ窓の外を見ると、窓ガラスには水滴がついていました。

今日はジョギングをしようと考えていましたが、断念しました。

 

私の住んでいるところでは、明日の夕方には晴れの予報。

明日は買い物に行く予定なので、自転車で2時間ほど外出します。

買い物と、運動を兼ねています。

 

今日も、ケリー・マクゴニガル氏の著書

 

を進めていきます。

 

もくじ

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 ストレスへの反応のしかたを決めるもの

 前回のブログでは、自分のストレスの反応のしかたに気づくエクササイズを紹介しました。

どんな状況でストレスを感じたかによって、カラダに起きる反応は変わってきます。

時と場合に応じて、一番いい反応が起きることが理想ですよね。

 

「ストレスを力に変える教科書」で述べられているストレスの反応のしかたを私なりにまとめてみました。

 

 

子供の頃の経験

ストレスを受けた時、カラダの反応を決める要因の一つに

これまで人生で経験したできごとが関係する可能性があるとケリー氏は述べています。

  • 子供の頃に命に関わる病気にかかった人➡︎「思いやり・絆反応」

※強いオキシトシン反応を示す。幼い頃からストレスを感じた時に人に頼ることを学んでいるため「思いやり・絆反応」が起こりやすい

  • 子供の頃に虐待された経験のある人➡︎「闘争・逃走反応」か「チャレンジ反応」

オキシトシン反応はほとんど起きない。幼い頃にストレスを感じた時に人を信用してはいけないと学んだため。おとなになると「闘争・逃走反応」で身を守ろうとするか、「チャレンジ反応」で自分でがんばろうとする。

 

遺伝 

また、遺伝子の影響も述べています。

  • ストレス反応のアドレナリンによる興奮状態を好む傾向の遺伝子を持つ人

※競争のための「闘争・逃走反応」が強まる傾向がある

※「思いやり・絆反応」が起こる傾向が強い

  • ストレスに対する回復力が生まれつき高い人

※ストレスの影響を受けにくく、良くも悪くもあまり変化しない

  • 生まれつきストレスに敏感な人

うつ病や不安症につながるマイナスの結果につながる可能性がある一方、思いやりが深まり、人として成長するなどプラスの結果につながる可能性が高い

 

大きな出来事 

また、次のような場合、ストレス反応が変わることがあるようです。

  • 子供が産まれて親になる(父親)

※それまで「闘争・逃走反応」を示していた男性が父親になったとたん、テストステロンが減少し「思いやり・絆反応」を示すようになる

  • 命に関わるトラウマ体験をする

※トラウマによって「世の中は危険な場所だ」という認識が働くと脳とカラダは「闘争・逃走反応」を起こして危険に備えようとする

 

過去の出来事や遺伝、大きな出来事によって、反応の傾向がきまったり、変わったりすることがあるということですね。

 

どのストレス反応が起きるかは自分で決められる?

ただ、これらのストレス反応に影響を与える要素も永続的ではないようです。ケリー氏は次のように述べています。

…………。脳と体は、あなたが人生で最も重要な問題に対処できるように、つねに変化し続けます。トラウマ体験によって引き起こされた変化も、新しい経験や人間関係によって好転する可能性があります。

 つまり、ストレスに対するカラダの反応は、あなたが望むように変えることができるということです。ストレスを感じた時、体は生物学的に経験から学びやすい状態になっています。ということは、ストレス反応には計画的な訓練の効果が極めて表れやすいのです。あなたがストレスを感じた時にどんな行動を取ろうと、脳と体はそれを覚え、自動的に同じ行動を取るようになります。

 もしあなたがストレスに対する反応のしかたを変えたいのなら––––自信をもって問題に立ち向かったり、自分の力で頑張ったり、引きこもらずに人の助けを求めたり、苦しみにも意義を見出したりしたいなら––––これまでの習慣を変えるために、ストレスを感じるたびに「新しい反応のしかた」を練習することほど良い方法はありません。そうすれば、ストレスを感じている時間は全て、あなたのストレス反応を転換するためのチャンスになります。

 強くストレスを感じている時に、ここでいう「新しい反応のしかた」を試す余裕が、私にあるかわかりません。ですが、ストレスを感じた時に前回ブログで紹介した「ストレス反応の3つの効果」を思い出すことができたら反応のしかたを変えられる気がします。

 

ケリー氏は読者にこうアドバイスしています。

体がストレスに反応しているのを感じたら「いま自分に最も必要なのは、ストレス反応のどの効果だろう?と考えてみましょう。闘うべきか、逃げるべきか。状況にしっかりと向き合うべきか、周りの人とのつながりを強めるべきか。それとも意義を見出すべきなのか、成長すべきなのか。

 もしストレス反応が起こって、流されてしまいそうになっても、「自分はどのように反応したいかに意識を集中させると、それに従って、あなたの体の状態も切り替わります。

 なるほど、実践的なアドバイスです。

いま、強くストレスを感じることがあまりありませんが、17日(水)の午後から、強いストレスを受けることになるであろう行事があります。試してみたいと思います。

突発的なストレスではなくスケジュールが決まっています。心の準備ができた上でのストレスですので、試せるベストの機会だと思います。

 

実践の結果は後ほど報告できると思います。

では今日はこの辺まで。