Hayama Ranのブログ

読んでメリハリボディをつくる

マインドセット 2

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最寄りの稲荷神社で初詣1

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写真は歩いていった最寄りの神社。

お参りしたあと、こっちの階段には何があるのだろうと踏み込んだら、昔は道だったような道でした。

誰かが住んでいたような、作業場があったような平地がありました。木々がなければ見渡しが良い場所なので、大昔番所があった場所かもしれません。

 

もくじ

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結果

さて、本題に戻ります。昨日の続きです。

今日このブログから読み始めた人は、昨日の「マインドセット 1」を読んでからこのブログを読んでいただくと理解できると思います。

 

結果はどうなったでしょう。

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      ⬇︎結果

  • 4週間後、客室係の体のチェックをした
  • 第1グループ:4つのホテルの客室係(=業務はいい運動になると告げられた人たち)

    ・体重が減少

    ・体脂肪が減少

    ・血圧が低下

    ・客室係の仕事を以前よりも好きになっていた

  • 第2グループ:3つのホテルの客室係(=対称群)

    ・変化は見られなかった

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ほぼ同じ作業を行なっている人たちが違う結果を手に入れたことになります。

実験を開始するまでの作業量とこの実験を行った4週間の作業量にはまったく差がないのに関わらず違う結果が出てしまいました。

 

どういうことでしょうか。

 

注意事項すべきことがケリー氏の著書

 

 

に書かれています。

……、たとえば「テレビを見るだけでカロリーが消費できる」と思い込んだら、体重が減るということなのでしょうか?残念ながら答えはノーです。

………………

 クラムの仮説は実に興味深いものでした。「ふたつの効果が想定される場合(今回のケースでは、運動によって健康効果が表れるか、作業によって体に負担が生じるか)、その人がどう思っているかによって、どちらの効果が現れるかが決まる」という考え方です。

 

客室係の人たちは、クラム氏の話を聞くまでは

  • 自分たちの仕事が運動になるとは思っていなかった

ほとんどの人たちが

  • 仕事がカラダの負担になると思っていた

 そうです。

 

結果的に、客室係の人たちは

「私たちの仕事は健康的になれる運動量をもっている」と認識したことによって、カラダに健康的な変化が現れたことになります。

 

思っただけでカラダに変化が起きるなんて不思議です。

この実験と実験結果を見ると、応用したら、慌ただしい看護師の方々、美容師の方々にも良い結果が出るのではないかと想像します。

 

しかし、この本は「ストレスを力に変える教科書」とあります。この実験とストレスとどのような関係があるのでしょう。

 

ストレスとの関係

上の実験を行った、コロンビア大学ビジネススクール行動研究所 心理学者のアリア・クラム氏は「ストレスについてはどうなのだろう?」と考え始めたと言います。

ストレスに対する考え方には「ストレスが役に立つ」と考えるか「ストレスは害になる」と考えるかふたつあります。

ホテルの客室係の実験例と同じです。「仕事量が運動を兼ねている。健康に良い。」という考え方と、「仕事はきつくて膝や腰の負担になっている。」という考えた方があるようにです。

 

実験

 こんな実験が行われ、ケリー氏自身もどんな結果が出るのかこの実験を試したそうです。

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ストレスの認識の違いでカラダの中の反応に違いが現れるかを調べる

 

模擬就職面接を受ける実験

  • カラダを縛り、胸郭と首の周りをメタルテープ製のバンドで固定する。このバンドで、心臓の活動を計測する
  • 左腕には血圧計カフが巻かれる
  • 左手の人差し指にもカフが装着
  • 肘の内側と指先と足に電極をつけ、血流と発汗を測定する
  • 右手の小指につけられた温度計で体温を測定
  • 唾液を試験管にとって成分を分析する

 

実験内容

 

実験前にストレスに関する3分間のビデオを見せる

  •  第1グループ「ほとんどの人はストレスを悪いものだと考えています。…………ところが研究によって、ストレスには良い効果があることがわかっています。」と始まり、ストレスが、いかにパフォーマンスの向上に役立ち、健康を増進し、成長を促すかを説明するビデオ
  • 第2グループ「ストレスが健康に悪いことは、多くの人が知っています。…………ところが研究によってストレスは、私たちが思っている以上に心身を消耗させることが明らかになっています。」と始まり、ストレスがいかに健康に悪く、幸福感を失わせ、仕事のパフォーマンスを低下させるかという説明するビデオ
  • 両方とも実際の研究事例を引用して、どちらも真実の内容

        ⬇︎

模擬就職面接

  • 通常等は異なる状況(体を拘束されている)で参加者にストレスをかける
  • 面接官によってストレスをかける

    ・面接官たちは特別に訓練され、何を言おうが、何をしようが否定的なフィー

              ドバックをする(いわば、なんと返事しようが、その返事や、態度にケチを

     つける)

        ⬇︎結果

      ………………

 

結果の説明に、たくさん文字数を取られそうなので、今日はここまで。

是非明日も、読んでくださいね。