自分のストレスマインドセットを変える1
今日は40分ほどのジョギング+ウォーキングをしました。
自転車と、筋トレを主にしていたのですが、気温も上がって手袋なしで走れそうだったので。
私の家は、高台の上にありますから、いつものように下りから始まって、最後に上りです。
回ったことのないコースがどのくらいかかるのかも知りたかったのもあります。所要時間は
38分でした。
後半歩きもあったので、体力がついてコース全部を走りとおせるようになると、約30分になると思います。30分コースの発見です。
今年からジョギングする時は、コースを決めて、コースに名前をつけて、かかった時間を記録するのを楽しみにしてみようと思います。
さて、マインドセットが
実験室で
過酷な職場で
ストレスが「悪いことだらけ」、と思っている人のマインドセットを「良いこともあるんだ」と変えさせることができたし、変わった人の健康に役立ったり仕事のパフォーマンスをあげたりすることがわかりました。
もっと身近なストレスにも同じような効果があるのでしょうか。
ケリー・マクゴニガル氏の著書
で、大学での実験が紹介されています。
もくじ
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マインドセット研究の第一人者
前のブログで登場したアリア・クラム(コロンビア大学ビジネススクール行動研究所心理学者)と同じくマインドセット研究の第一人者が、私たちの日常に近い実験を行っています。
名前はグレゴリー・ウォルトン、ケリー氏と同じスタンフォード大学の心理学者です。
マインドセットはー私は知り尽くしたわけではありませんがー催眠術や洗脳のようなイメージとは違うようです。
ウォルトン氏が介入するターゲットは「知能は生まれつき決まっており、発達させることはできない」というような思い込みを持っている人です。これらの人たちに対して、別の考え方を提示→その新しい考え方を取り入れられるように導きます。
そして、その後追跡調査をして、新しい考え方が定着しているかどうか調べます。
名門大学の1年生に行った介入実験
あなたが高校1年、大学1年、就職などで、卒業してすぐ新しい環境に入ったばかりの時、自分だけ浮いているように感じたことはありませんか。
この本での、ウォルトン氏の実験はまさにそのような状況に介入しました。
………………、学校や職場をはじめとする大事な場所で、自分だけが浮いているように感じている人が多いことを(ウォルトン氏が)認識していたからです。けれども、みんなそんなことを平気で話したりはしません。だからほとんどの人は、周囲に溶け込めないのは自分だけだと思ってしまいます。
と書かれています。
中学、高校、大学、社会人(入社前の新入社員研修)などで、確かにそうだったことをなんとなく覚えています。
私の場合、すぐに馴染めたような気がしていますが、真相は当時の同窓生や同期入社の社員のみぞ知る、です。
でも、なかなか周りに馴染めない人もいると思います。「時間の問題」という意見もありそうですが、馴染めなかったら何か問題があるでしょうか。
実はあるようです。
自分が浮いているように感じると、
- 周りの人たちとの会話やちょっとした失敗や誤解など、ほとんどありとあらゆることが自分が実際に周囲から浮いている証拠のように思う
- 「詐欺師症候群」(=自分で何かを達成しても、私は実力のないペテン氏だと、いつかみんなにバレてしまうに違いないと自分を過小評価する傾向のこと)、「強迫観念」(=みんなが、「私は失敗する」と思っている)、セルフ・ハンディキャッピング(=テスト前に、つい漫画を読み始めたり、部屋の掃除をしてしまったりすること。本来なら勉強にその時間を当てるべきなのに、やらないで良いことに時間をかけ、やるべきことを先延ばしにしてしまうようなこと)を生み出す
⬇︎このような心理状態だと………
- チャレンジを避ける
- 問題を隠す
- フィードバックを無視する
- 支えとなる人間関係を築こうとしない
⬇︎このような状態が続くと………………
- 失敗や孤立を招くリスクが高くなり、周りの状況をさらに自分が浮いている証拠とみなす(=「自分は浮いている」という思い込みが現実になっていく)
学校や職場でこうなると、なかなか仕事を覚えられなかったり、精密な仕事で連携が取れなかったりすれば会社の作業効率や業績に大きく影響が出そうです。
ウォルトン氏は
アイビーリーグのある名門大学の1年生にこの介入実験を行いました。
大学1年生たちの「自分だけが周りから浮いている」という感覚をマインドセットすることによって、その思い込みが現実になることを防ごうと考えたのでした。
今日は、名門大学での実際の実験に入る前置きが長くなってしまいました。
前置きで説明した分、明日の内容が理解しやすいと思います。
続きはまた明日。