Hayama Ranのブログ

読んでメリハリボディをつくる

ストレスに対するマインドセット2

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1月9日の朝 書斎から

私の住んでいる場所では強い寒波が通り過ぎ、1月は今後少し落ち着きそうです。

そして天気も良さそうです。

コロナも落ち着きを見せてくれるといいのですが。

 

ブログで取り扱っているケリー・マクゴニガル氏の著書

 

 

「2015年11月1日第1刷発行」となっていますので少し古い情報ながら、大事な内容がたくさん紹介されていると感じています。

詳しく読みたい方は、是非購入してみてください。

 

さて、マインドセットという言葉にも慣れてきましたでしょうか。

昨日、ストレスマインドセット1と2を書きました。

 あなたのストレスに対してのマインドセットはどちらだったでしょうか、または、どちらに近かったでしょうか。

 

ストレスに対してネガティブなストレスマインドセット1の方だったでしょうか。

それとも、

ストレスに対してポジティブなストレスマインドセット2の方だったでしょうか。

 

今日は、それぞれのストレスマインドセットされている人が取る行動=対処について書いてみます。

 

 

もくじ

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 ストレスマインドセット1(ストレスをネガティブに捉えている)の場合

ストレスをネガティブに考えている場合は

  • ストレスは避けるべきだと考える

      ⬇︎ストレスを感じたとたん…

  • 逃げなければ
  • ストレスを減らさなければ

と思い、対処法は

  • ストレスをなるべく避けること

と言い、次のような行動をとると述べています。

  • ストレスに向き合おうとせず、ストレスの原因についてなるべく考えないようにする
  • ストレスの原因に対処しようとせず、ストレスを紛らわそうとする
  • ストレスを紛らわすために酒などに逃げたり、依存したりする
  • ストレスの原因となっている人間関係や役割や目標に対して、努力したり、意識を向けたりするのをやめる

「逃げ出す」「言い訳をする」という感じがしっくりします。よく使う「憂さ晴らし」という言葉がありますが、ストレスに対してお酒だったり、タバコだったり、ギャンブルで紛らわすということを意味しているように思います。。

ただ、お酒を飲んだり、タバコを吸ったりしても現実的には、何かが解決することはないですよね。お酒に飲まれてはいけませんが、お酒を通じて心をオープンにして、同僚や知人とくったくない話をするのだったら、悪くないのではないかと思います。

 

それではマインドセットがこの反対だったらどうでしょう。

 

 ストレスマインドセット2(ストレスをポジティブに捉えている)の場合

ストレスをポジティブに考えている場合は、

  • ストレスに対して積極的に対処すると答え、

次のような行動をとると述べています。

  • 強いストレスを感じる出来事が起きた事実を受け止め、現実として認識する
  • ストレスの原因に対処する方法をしっかりと考える
  • 情報やサポートやアドバイスを求める
  • ストレスの原因を克服するか、取り除くか、変化を起こすための対策を講じる
  • 困難な状況をなるべくポジティブに考え、成長する機会としてとらえることで、その状況において最善を尽くす

 

このストレスへの対処は、「キャッチボール」のようなイメージがします。

「当たったら痛いのでキャッチボールはしない」がストレスマインドセット1としたら、

「この距離ででキャッチできなかったので、距離を短くしてしてみる」がストレスマインドセット2です。この場合「キャッチできる」ようになることが大前提で、距離を調節して「キャッチできること」に合わせたわけです。

「ストレスを適切に受け止める」、「ストレスを適切に対処する」という行動とまとめることができると思います。

 

ケリー氏は以下のようにまとめています。

 このようにストレスへの対処のしかたが異なると、結果には大きなちがいが表れます。困難な問題を避けたり否定したりせずに、正面から向き合えば、ストレスの多い経験に対処する能力をつちかうことができます。人生の試練を乗り越える自信もついてきます。困ったときには相談し、助け合う仲間もできます。自分でどうにかできる問題には、手遅れになる前にしっかりと対処できるようになります。どうにもできない状況は、成長するための機会として受けとめられるようになります。

 

「結果に大きな違いが表れます」とあります。

 

ストレスをポジティブに捉えると

模擬面接試験でストレスをかけた場合、確かに体に良い働きをするストレスホルモンがたくさん出ることがわかりました。

 

また、

 

年を取ることにポジティブな考えの人が、病気になるリスクが低いこともわかりました。

 

では、今、強いストレスを受けつづけてている人たちのマインドセットを途中から変えることができるでしょうか。また、途中からその後の体や行動に変化が起きるのでしょうか。

 

続きは次のブログで。