Hayama Ranのブログ

読んでメリハリボディをつくる

「しない」を「する」に変える

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ペーパークイリングのカード

「大好きなドーナッツは3か月食べない」

「プリンは1か月に1個しか食べない」

「休日は寝ころばない」

「糖質は取らない」

……………………

というダイエットをしなくても、体重や体脂肪を減らせるのでしょうか。

 

制限するダイエットが失敗するなら、そういう疑問が浮かんできます。

 

大丈夫です。

「●●しない」を「●●する」に変えるのです。

 

ケリー・マクゴニガル氏の著書

 

 にこんな研究が紹介されていました。

 

……………………………………………………………

カナダケベック州のラヴァル大学の研究

研究の参加者には

 食べ物では 

 ・何を食べるべきか

 ・食品で私たちがどれだけ健康になり、喜びを得ることができるか

 運動では

 ・何ができるか

 全般的に自分自身で何ができるか考えてもらう。

          ⇩

    ・参加者の2/3は体重が減少する

    ・16か月後の追跡調査でも減ったままの体重を維持

     ※通常のダイエットでは16日で体重は戻ってしまう

    ・プログラムを終了した後は食べ物に対する欲求が以前ほど

     無くなった

……………………………………………………………

ここで強調しておきたいのは食べ物について最も柔軟な態度をとれるようになった女性たちの体重が一番減ったということです。あれこれと禁止するのをやめたら、みさかいなく食べるどころか、以前よりもずっと食欲をコントロールできるようになったのでした。

「禁止する」ダイエットが失敗するということですから、単に「禁止しない」というだけでなく、「積極的に「●●を食べる」(もちろん体にとって本当に良いもの)というアプローチをするとうまくいくということですね。 

 

私がボディビルの大会に出場していた頃のことを思い出しました。減量時の食事はもちろん低カロリーなわけですが、

「これだけしか食べられないのか」

とは思わずに、

「これだけの量をしっかり食べる」

と、自分自身に言い聞かせていました。ここでのテーマからちょっと外れますが、ポジティブなワードで減量食を食べていました。

 減量の中期になると、おなかが空かなくなり(=低代謝状態)仕事が終わる10時くらいになっても夕方に食べる予定だった食事が残っていることがありました。

 体重の変化をカロリー摂取と合わせて観察していたので、

「今週は●●カロリー摂り続けて、●●g減った」という観察データが必要だったため、今日一日夕食を抜いたことによる減少の影響を出したくなかったので、どんなに遅くなっても、今日のノルマの食事をとっていました。 

 「遅くなったけど、今日摂る予定のカロリーはしっかり摂った。今週摂取カロリーに増減はないので、これで体脂肪が減っていれば適切な食事に対して適切な運動ができた証拠だ。減っていなければ自分の代謝が知らないうちに下がっていることになる。」と判断して、そのあとの運動量や摂取カロリーの参考にしていました。

 

私の場合の「する」はケリー氏の述べている研究事例とは違うと思いますが、「しない」を実行しようとするより、「する」を試した方がダイエットでははるかに効果的ということがわかりました。

 

「今から、来年の夏に向けて…」

「コロナの影響で運動不足で”コロナ太り”を何とかしなくちゃ」

……

と考えているあなたは、ぜひ「する」ダイエットを実践してもらいたいと思います。

 

それではまた、明日のブログで。